火事や炎を題材にした映画の多くは、災害などから人々を救助する消防やレスキュー隊のドキュメンタリー、またはフィクション映画があります。
『炎のメモリアル』も、火災に立ち向かう消防士を描いた作品です。
火事や炎を題材にした映画は、その視覚的なインパクトと、人間の生存本能や勇気、団結心などを引き立てる物語の強さから、観客に深い感動を与えることができます。
炎のメモリアルを見て、似た映画を見たことがあると思った人もいるのではないでしょうか。
１９９１年に公開された『バックドラフト』という映画もアメリカの消防士を題材にした映画で、「バックドラフト現象」という現象を取り扱っています。
この現象は一見落ち着いた火災現場で突然大爆発を引き起こす危険な現象で、そのスリリングな描写は観客をハラハラさせます。同時に消防士達の人間模様や生活などが描かれており、ドラマとしての深みも感じさせてくれます。
ドキュメンタリー映画の中にも火災や炎を描いた印象的な作品があり、観た人の心に大きな影響を与えると思います。
２００６年に公開された『ワールドトレードセンター』はそんなドキュメンタリー映画の中でも強い印象を与えます。
この映画は２００１年９月１１日に起こった「アメリカ同時多発テロ」によって崩壊したワールドトレードセンターでの救助活動を描いており、巻き込まれてしまった人々の現実的な描写と生存への執着、救助者たちの勇気ある行動を描き出しており、観る者の心に深く残る作品となっています。
